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広報かみす No. 409 feature

Kamisu City · 2024-03-01 · 5 pages · text by GLM-OCR

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り物に乗る異界からの訪問者の話

が出現したのか。これらの謎は、世

界中の人々の好奇心を刺激して止み

ません

ミステリーの舞台は、今

江戸時代とは様変わりした風景

さて、うつろ舟ミステリーの舞台

である舎利浜に立ったとき、田中さ

んはどのように感じたのでしょう?

「兎園小説を読んだ私の頭の中に

は、丨青い松林、広く白い砂浜、

沖まで続く遠浅の青い海……。沖に

見える奇妙な舟に向かって小舟を引

き出す漁民の“あれは何だ?”とい

う声丨というアニメ映画のような

情景が浮かびました。しかし舎利浜

で見たのは、遠くに望む鹿島臨海工

業地帯のコンビナートなど、思って

いた情景とは少し違いました。しかし

はるか沖を眺めると柳田国男が言う

『常陸の濵には今も昔も、此種の不思

議を談ずる気風が旺盛であったらし

い』の雰囲気を実感しました

確かに今では、砂浜を守るヘッド

ランドが建設され、視界の先に風力

発電の巨大風車が見え、当然ながら

江戸時代とは様変わりしています。

そんな私たちが見慣れた舎利浜の風

景に、うつろ舟奇談を重ねて眺めて

みると、いつもと違う気持ちになる

かもしれません。

一方、江戸時代から受け継がれてい

るものもあります。それは、蚕霊神社

の酉祭です。明治時代の神仏分離ま

江戸時代から受け継がれる蚕霊神社の祭礼

で蚕霊神社と星福寺は一体であり、酉祭は明治末期まで3日間盛大に行なわれていました。現在でも地域住民によって大切に受け継がれ、11月最初の酉の日に行なわれています。

最後に田中さんから神栖市の皆さ

んへのメッセージをいただきました。

「常陸国うつろ舟奇談は、世界的

にもユニークな神栖市の民俗資産で

あることは間違いありません。この

奇談には、想像し、推理する楽しさ

があります。いろいろな可能性を考

えながら、蚕靈神社や星福寺を巡

り、舎利浜でUFOや金色姫伝説に

思いをはせて、ミステリーを解くア

イデアを考えてみてはいかでしょ

う!」

# 蚕霊山 千手院 星福寺

欽明帝13年開基。星福寺山門の脇には「金色姫伝説」を伝える石板があります、「緣起によれは桑の宇津魚舟が塩路常陸なる豊良

浦に漂流。時に欽明帝十三年 (584)」と記されている。また、ますだこうじゅん舛田高順住職による「養蚕の祈願所として江戸時代の初めに大本堂を建立し、参詣の人々で埋め尽くされた」といわれている。

蚕霊尊のお札を刷るための版木 蚕霊尊を模して作られた高さ約20cmの像

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