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広報かみす No. 409 feature

Kamisu City · 2024-03-01 · 5 pages · text by GLM-OCR

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النور

النور

النور

『伴家文書』(川上仁一氏所蔵、写真提供:田中嘉津夫氏)の発見で、うつろ舟の漂着地が舍利浜である可能性が高また

舍利浜

「どちらの衣装も、前帯の二段蝶

結びが同じだと気がついたのです。

2つの女性像が“うつろ舟”という

同じキーワードを持ち、珍しい前帯

デザインまで一致するのは偶然では

あり得ないと思いました」

他にも、目の形がお多福のような

三日月形をしていること、頭に鷹ら

しい飾りがっていることなど、い

くつもの共通点が見つかりました。

「うつろ舟奇談と金色姫伝説の関連

を示唆する学術的価値のある発見は

初めてであり、興奮しました。これは

茨城県の郷土史家·故佐藤次男さん

の仮説の正しさを示すものでもあり

ます」

漂着地が舍利浜と判明!

その後、不思議なほど『常陸国う

つろ舟奇談』に関する新史料の発見

が相次ぎます。その中で私たちに関

わりが深いのは、2014年に発見

された『伴家文書』です。

「兎園小説に書かれているうつろ舟

の漂着地“はらやどり”という浜は

一体どこのか、長年にわたって郷

土史家やUFOファンが熱心に探し

ましたが見つかりませんでした。架

空の地名と考えられていたのに、伴

家文書に漂着地が“常陸原舎り濱”と記されているのを見つけて驚きました実在する地名なら、周辺の郷土史を調べて奇談の謎の解明に迫ることができます

常陸原舎り濱は伊能忠敬の地図でも確認でき、現在の波崎地区の舎利浜にあたります。波崎町史による舎利浜に人が定住するようになったのは地引網漁が発展する1872年(明治5年)とされており、江戸時代には住む人はなく砂丘が広がっていたようです。

「これまで舎利浜、星福寺、蚕霊

神社には8回ほど調査やテレビ番組

の取材で訪れています。最近では、

2022年の夏に米国の動画配信

サービスNetflixのUFO番

組のため、舎利浜での取材に参加し

ました」

2019年には田中さんの著書の英語版が出版され、うつろ舟奇談は海外でも知られるようになっています。

Netflixの取材班と田中さん

## 大胆な仮説と最大の謎

田中さんは、『伴家文書』に加え

『新古雑記』『異聞雑記』をオリジナルに近い伝説が記された初期3文書と分類し、「それらに共通する女性の描写は、成長する蚕を表しているのではないか」と、大胆な仮説を立てました。例えば、青白い顔Ⅱ蚕の幼虫の色、赤黒い眉と髪Ⅱさなぎの色、白くて細い歯Ⅱ繭の色と表面模様、白いベールⅡ生杀、といった具合です。うつろ舟の謎の女性が蚕の化身であるならば、ますすす金色姫伝説との関連が強くなります。

このように新史料の発見によって研究は進んでいますが、まだ多くの謎が残されていると田中さんは言います。

「最大の謎は、現代のUFOを知

らないはずの江戸時代の人々が、ど

うしてUFOによく似たうつろ舟の

絵が描けたのか。なぜ、奇談を伝え

る文書がこんなにも数多く残ってい

るのか。何らかの事件が実際にあっ

たのではないか。そして、20世紀の

米国、江戸時代の日本という時間も

場所も文化も遠く隔たったところで

どうして同じような、UFO型の乗

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